2011年07月14日

仕事を通しての学び

NYから仕事仲間が来日しており、
先週から国内出張続きでした新幹線車(RV)

私のクライアントの商品を米国市場に向けにいかに販売するか、
マーケティング事業に一緒に取り組んでくれている、
アメリカ側のチームメンバーです。

弊社が海外市場向けに販路拡大を狙う場合には、
必ず「現地の視点」を入れるべく、アメリカ在住のネイティブと
チームを組んで取り組んでいますので。

クライアントの契約上、仕事の内容をここに書くことは
できませんが、早朝から夜中まで、とにかくよく動きまわりましたあせあせ(飛び散る汗)

この暑さで、
「もうダメ〜」と途中何度か悲鳴を上げそうになりながら
(いや、ホテルの部屋では実際に何度か叫んでたなーー;)

やりきりました手(グー)

しかし毎度ながら・・・
彼らと一緒にいると、気づきや学びが多く、
私自身の勉強に、そして刺激になります。

仕事柄、日本の「食」にも「文化」にも関心が高いので、
仕事に直接的に関係のない質問も、あらゆる角度から飛んできますあせあせ(飛び散る汗)

日本人である私が、まさか「知らないーー;」とは言えず、
どの質問にも、できるだけ正確に、彼らが分かる例えなどを
挙げながら答えます。

気分は常に、
『ニッポン代表手(パー)』   ・・・いや、冗談抜きで。
日本人一人一人がそういう意識を持って海外の人に接しないといけない、
私はそう思っています。

彼らにとっては自分が唯一の「日本を知る窓口」だったりする場合も
あるわけですから。(旅行先で知り合った現地の人の印象でその国の
印象が決まるってこと、ありませんか?)

彼らから飛んでくる質問の内容は、計りしれません。
だからこそ、日頃からの積み重ねがモノを言う瞬間です。
「やっといて良かった」を実感する時でもあり、
「しまった、そこは抜けてた(勉強不足)」と反省する時でもあり。

19歳でアメリカ留学した頃は、あまり見えてなかった日本の素晴らしさ。
40歳を目前にして、見えてきました。
4年前に始めた茶道の教えも、私に大きく影響しています。

そう、今回仕事の全スケジュールを終えた翌日、
茶道のお稽古にも一緒に行きました。
(許可をくださった先生には、心より感謝ですm__m)

日本の「衣・食・住」が集結した素晴らしい空間、
そして茶道という日本が誇るべき文化を、
一人でも多くの人に広めたい、そう思っているので。

と言っても、私は茶道の世界では”ほんの駆け出し”。
なので、諸先輩方の美しい所作を見てもらうべく、
3時間、道場でしっかりと見学してもらいました。

お稽古を終えると、
「言葉に表せないほど素晴らしい体験だった。ありがとう。」
と言ってくれました。
その後の会話からも、茶道を通して、日本文化の奥深さを
感じ取ってくれたようです・・・嬉しい。

感じるか感じないか、関心を持つか持たないかは感性の問題ですからね。
私が全幅の信頼を置く仲間ですが、より「絆」を深めました。

私にとって
「食」や「日本を発信すること」は、
もはや仕事であって仕事以上のもの・・・
自分の一部になっています。

だからこそ、
手を抜けない。
絶対に抜かない。
そう、決意をあらためた1週間でもありました。

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今回も、出張先で数々の素敵な出会いに恵まれましたが、
特に印象に残ったのが、岐阜県関市で仕事をしている時に
入ったお蕎麦屋さん「助六」のご主人と奥様との出会い・・・

地元の人に「おいしいよ」と聞き、軽い気持ちでランチにお邪魔したのですが、
P1000903.JPG

蕎麦に感激し、
P1000896.JPG

野菜の天ぷらに思わず唸りをあげました
P1000895.JPG

サクサクッと軽い歯ざわりで、
そのあと野菜の味がジュワーッと口中に広がって・・・
まさに、”素材の味が引き出されている”極上の天ぷら。

1皿だけ頼んで、「私トマトね」「じゃあ俺はゴーヤ」なんて感じで
シェアしていたのですが、
あまりの美味しさに、「これはやっぱり全部の野菜を食べてみたいよね」
ってことになり、追加オーダー。

さらに、これだけ美味しい料理を作られるご主人ならばと、
「ご主人がお薦めのもの、全部食べてみたいですわーい(嬉しい顔)
とお願いして・・・

メニューにあるもの、無いもの、
作っていただきましたグッド(上向き矢印)

食事を終えるとかなり満腹でしたが、
「これはデザートもいっとかないとね(笑)」ということになり、

「わらび餅」を↓
P1000902.JPG
とっろんとろんのぷにゅんぷにゅんで、

最高においしかったでするんるんるんるんるんるん

スプーンですくってもとろり〜んと下に落ちてしまうほどの柔らかさで・・・
あ〜今でも思い出すと、すぐにでもお店に飛んで行きたいくらいあせあせ(飛び散る汗)

「記憶に残る味」って、そうはないですからね。
その瞬間は「美味しい!!」って感激しても、
少し時間が経つと意外なくらい忘れてしまう、そういう料理が大半ですよね。

だからこそ、私は生涯のうち、どのくらい「記憶に残る味」に巡り合えるか、
それを楽しみにしています。



こだわった仕事ぶり、それを見て賛辞を送る私たちに、
「いやいや、自分はただ当たり前のことを毎日繰り返しているだけですからたらーっ(汗)
と謙虚に答えるご主人。

言葉でこういうことを言うのは簡単ですし、
思ってもいないのに言う人もいます。
でもそれは透けて見えてしまいます。
客には伝わります。

ご主人の場合、
その姿勢が、お料理、接客、器の選び方・・・
すべてから伝わってきました。

「本物」というのは、多くを語らずして、
それが相手に伝わる圧倒的な存在感を放つもの。
まさにご主人は、そんな存在でした。

この店が有名かどうかとか、人気がどうとか、
そんなことはどうでもよくなりました。
ご主人のような方に出会うと、ランク付けとか評価とか、
そういうことがとてもチッポケに思えてきます。


食事を堪能しつくした私たち。
この後、ご主人から思ってもみない提案をいただくことに・・・

「もしよかったら、明日うちの自宅敷地内にある蕎麦工房にいらっしゃいませんか?」
るんるん 一緒にいたアメリカ人はもう大喜びるんるんるんるん

出張続きで疲労もたまっていた私たちでしたが、、、
こういう貴重な「一期一会」は逃すまいグッド(上向き矢印)の精神。
翌朝、5時起きでご自宅におじゃましました。
P1000928.JPG
まずはご主人にお手本を見せていただき、
(何とも無駄のない、美しい動きです目

その後私たちの番。
(私たちの悪戦苦闘ぶりは、写真無いのでカット。。。)



このあと、なんとなんとご自宅にあげていただき、
ご主人と奥様と、一緒に朝食をいただくことに目あせあせ(飛び散る汗)

自分たちで打った(噛みごたえのある)蕎麦に、
P1000942.JPG

奥様手作りの、お芋の煮物やイワナの煮つけ、
P1000943.JPG

他にも色々・・・
器も素敵でしょ目

最高に美味しかったです。
心に沁み入るお料理でした。

そして、お二人の暮らしぶりも、とっても素敵でした。
P1000939.JPG


「自分たちにとって大切なものは何か」
それをきちんと分かっていらして、
それを大切に大切にしながら暮らしていらっしゃる・・・
それは理屈抜きに、素敵だな、と思いました。

私は「生き様(いきざま)」という言葉が好きですが、
お二人の生き様が、暮らしにあらわれていました。
それは言葉を発しなくても、こうして伝わるものなのですね。。。

「私の生き様は、どうだろうか・・・」
この出来事をきっかけに、あらためて私はその疑問と向き合っています。

初対面の私たちに、ここまでしてくださったことに、
本当に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
必ず近いうちに、お店にお邪魔したいと思っています。


・・・と、仕事に、仕事の合間の嬉しい出来事に、
盛りだくさんで充実した1週間でした。

お蕎麦屋さんの情報も載せておきます↓
名古屋からわざわざでも、行く価値ありですよ。

「助六」
岐阜県関市本町8-27
TEL: 0575−22−2526
11:30〜16:00(金曜休)
※お蕎麦が無くなり次第閉店

※営業日でも休みになることがありますので、
(ご主人が食材探しに出かけられるため)
事前に電話をしてから行かれた方が確実です。

posted by yuko at 18:12| Comment(2) | 仕事
この記事へのコメント
「生き様」・・・。

今の私に、がつーんときました。

とっても素敵なお店&ご夫婦ですね。

そして、こんな出会いをしてしまう裕子さん、相変わらず素敵です。

今日お電話したばかりなのに・・・。

たまにはこちらにもコメントしてしまいました!!

Posted by yoshiko at 2011年07月17日 20:40
yoshikoさん、コメントありがとうございます!

「生き様」、グッとくる言葉ですよね。
また色々と(!)語りましょうね。

「助六」さん、ぜひ行ってみてくださいね。きっと気に入ると思いますよ〜♪
Posted by Yuko at 2011年07月18日 21:15
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