2011年11月08日

市田柿の季節!

先日、「市田柿」の生産者さんを訪問してきました。
柿の収穫→皮むき→吊るし の作業は今が最盛期。

南信州には何度も足を運び、
これまでにも市田柿の手揉み(仕上げ)作業などは見てきましたが、
収穫現場は初めて・・・色々と発見がありました目

あ、「市田柿」を知らない方に・・・

「市田柿」とは、南信州を代表する特産物(干し柿)で、
そのぷっくりとした姿・鮮やかな色(橙色)・上品な甘みが特徴で、
「干し柿の王様」と言われる逸品。
毎年冬になると、百貨店の贈答品売場に並んだり、
料亭の和菓子に使われたりと、全国的にファンが多くいます。


実は私、元々「干し柿」は好きではなかったのですが、
4年程前にこの「市田柿」を口にし、その美味しさに感動ぴかぴか(新しい)
以来、毎年登場を待ち望むファンの一人となりました。
市田柿は、私の干し柿に対する概念を変えてくれました。


当日は晴天晴れ 
青空を背景に、たわわに実る柿の実が美しく・・・
P1010849.JPG

柿の木の間を歩きながら農家さんと話していると、
「あ、熟し食べてみる?」と言われた私。

「熟し??」

それは、木の上でよく熟した柿のことだそうです。
「市田柿=渋柿」のイメージしかなかったのですが、
木の上でよく熟すまで待てば、渋が抜けて甘くなるのだとか。

それがこちら↓
P1010844.JPG
食べ見ると、とっろんとろんの食感で、甘さが濃〜厚〜〜グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
あまりの美味しさに叫んだ私(笑)

他にも無いものかと木を見上げると・・・
発見!「熟し」の3個連なったのが木の高〜い所に目

見上げてその場を動かない私に、農家さん、
親切にも脚立に昇って獲ってくださいました
P1010850.JPG

見てっ↓
P1010852.JPG

って、、、私、作業の邪魔しましたね。すみません(−−;



収穫作業の見学が終わると、その柿は作業場(農家さんのお庭)に運ばれ、
おばちゃん達の手により、皮むき→吊るし作業へと進められます。
P1010864.JPG
↑2階の窓からは、部屋いっぱいに干された柿(=柿のれん)が見えます!

2階に昇らせてもらい、近くで見るとこんな感じ↓  見事です!!
P1010863.JPG

あと1ヶ月ほどで、今年も「市田柿」が店頭に並び始めます。
楽しみです・・・


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南信州繋がりでもう1つ・・・

先日、友人達と大鹿村の歌舞妓、行ってまいりました。

雲行きが怪しかったため、会場は神社から小学校の体育館に変更
となりましたが、そんな天候もなんのその・・・↓
P1010783.JPG
1,800人もの人が集まり、大盛況グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

「大鹿村騒動記」の阪本順治監督、映画に出演された女優さん、
そして原田芳雄さんのお嬢様(女優さんだそうです)なども登壇され、
はじめに挨拶がありました。

歌舞妓は、想像以上に本格的!圧倒されました・・・
(映画の中では素人っぽい演技だったので、その想定で観たので;)
P1010782.JPG

その見事な演技もさることながら、
これだけの舞台装置や衣装が村によって管理され、
300年もの間脈々と続いてきたということに、圧倒された私。

「継続」・・・言葉で言うのは簡単ですが、実際にそれを担い、
裏で支えてきた人たちの努力は、想像を遙かに超えるものだと思います。

「大鹿村騒動記」の公開により、大鹿村に興味を持った人たちが
全国から足を運ぶようになり、

映画のメイン舞台にもなった食堂「ディア・イーター」は、
長い期間営業停止していたのですが、映画を機に、
オーナーの親戚が開店を決意・・・お店に行くと開店花が
並んでいましたぴかぴか(新しい)
P1010774.JPG

こうした効果は、そもそも原田芳雄さんがこの村に足を運び、
「この村歌舞妓を映画にしたい」という情熱から始まったもの。

村の人たちが、皆口を揃えて、
「原田(芳雄)さんは本当に素晴らしい人だった」と言います。

村歌舞妓の座長は、
「僕みたいな山の人間に、原田さんみたいな大俳優が土下座をして、
「村歌舞妓を教えてください」と懇願したんですよ。あれには感動した。。。」
と話されていました。

原田さんの死後、実は彼が全国の祭りや文化行事を大切に想い、
毎年密かに通い、村の人たちと交流を図っていたことが報道されました。
大鹿村もその1つです。

人は、生前よりも死後に生き様が現れる、とはよく言われますが、
今日村の人たちの話を聞いていて、原田さんの生き方にあらためて
敬意を払い、”私が今死んだらどうだろうか?”・・・ふとそんなことを考えました。
posted by yuko at 08:33| Comment(0) | 仕事
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